12月3日に開催された「勝坂遺跡縄文まつり」に新磯観光協会の一員として参加しました。元警察官の視点から、多くの来場者で賑わうイベントの安全確保の重要性を再認識すると共に、防犯意識の啓発を目的としたオリジナルグッズ販売を通じて、地域コミュニティとの連携を深めました。
概要(At a Glance)
活動名:勝坂遺跡縄文まつりにおける地域連携・防犯啓発活動
実施日:2025年11月3日(月)
場所:国指定史跡 勝坂遺跡(相模原市南区)
目的:イベントを通じた地域コミュニティとの連携強化、及び防犯意識の向上
成果サマリ: オリジナル防犯啓発缶バッジ60個を完売 本村市長、務川市議に対し、地域防犯に関する現場の声を伝達 イベントにおける潜在リスクの現地確認 ## 元警察官の視点:イベントに潜むリスクと「平時の備え」 多くの市民が集う地域イベントは、コミュニティの結束を強める一方で、雑踏事故、迷子、急病人、不審者など、様々なリスクが潜在します。警察官時代、このような現場では常に見えない危険を予測し、先手を打つことが求められました。 今回の縄文まつりでも、ボランティアとして参加しながら、来場者の動線と滞留しやすい場所の確認 緊急車両の進入経路の確保状況 子どもたちの行動範囲と危険個所の有無 などを自然と目で追っていました。大きな混乱なくイベントが成功裏に終わったのは、主催者・関係者の皆様の周到な準備の賜物です。「平時の備え」こそが、有事の被害を最小限に食い止める最大の鍵となります。
「パトカー缶バッジ」に込めた想い 当日は、江戸時代の地元文化人「仙客亭柏琳」の紹介と共に、当事務所がデザインしたパトカーの缶バッジを販売しました
多くの子どもたちに人気だったパトカーの缶バッジ「警察のクルマだ!」と喜ぶ姿は、防犯意識の第一歩に繋がります。
これは単なるグッズ販売ではありません。子どもたちがパトカーや警察の仕事に親しみを持つことは、「いざという時にためらわず助けを呼べる」という自己防衛能力の育成に繋がります。また、保護者の方々との会話の中で、地域の防犯に関する懸念を伺うこともできました。60個の完売は、地域の安全に対する関心の高さを物語っています。